「締め太鼓の音が落ちてきたので締め方を教えて欲しい」
「革だけ買ったけど自分で紐が締められない。」
そんなお客様のために画像と解説で締め太鼓の締め方を説明していきたいと思います。
締め直しをご依頼いただくこともできます。(3240円~)
その場合締め太鼓本体を当店まで発送いただくか、直接持ち込みください。
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◆締め方

1.まず台を用意しその上に革と胴をおきます。台を用意するのは
紐を上下から通しやすくするためなので内縫いの内径に収まるものならば
なんでも大丈夫です。

上下の革はどちらも一番手前に結び目がくるようにしましょう ↑

2.結び目のある穴から紐を通していきます。上の革には上から下、下の革には下から上に紐を通してください

3.一番初めに通した穴から紐を50cmほど残してください。残りはすべて通していきます

4.すべて通したらはじめに通した穴から出た紐と最後に通した紐をそれぞれ結んで留めます

5.紐を締めていきます。一番初めに通した穴から順番に締めていきましょう。
一段下の紐を腕で引っ張り、緩まないようにしながら紐を指で弾いて締めていきます。

6.この時点で胴の位置が革の内径の中で寄っている場合があるので
胴を革の中心に合わせます、革を軽くとんとんと地面に当てると胴の位置を微調整できます。
裏と表の両方やりましょう。

7.5の手順で紐を締めていきます。一周を二回、半周を二回、1/4を二回が目安ですが、
紐がゆるい場合繰り返して、紐が緩くない程度まで締め上げましょう。

8.締め上がりましたら初めに通した穴の方の紐と、長いほうの紐を、初めに通した穴の部分で
結びます。このとき長いほうの紐が向かって左側になるようにこま結びをします。

9.今度は締め上げていった方とは反対方向に向かって二本ずつ紐でとっていきます。
二本の紐に通して・・・

10.ぎゅっと締めます、この作業を繰り返していきますが緩まないよう紐を指で押さえるようにしてください。

11.最後の二本をとって締めたら緩まないようもう一週巻いて留めます

12.短い方の紐と交差させぎゅっと締めます。

13.そのまま本体に巻いていきます。一周巻くごとに紐を強く締めてください。

14.巻けない長さになったら最後に結べば締め上げ作業は完了です
・「締めなおしても音がよくならない。」 ・「上手く縄を締められない」 修理が必要かもしれません。 そんなときは、お気軽にご相談ください |
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