吊切り太鼓 張り上げ立会い
つり切りの太鼓(祭礼用太鼓)の革は特別なものを使い、
革の吊り切れる限界まで音を高く張りあげます。
また、革を張る時間は、通常の張りの倍くらいを要します。
音にこだわるお客様からの注文が多く、
そんなお客様のため、
当店では注文の太鼓を張る際に立ち会っていただき、
お客様の満足のいくものに仕上げるサービスを行っております。
今回注文いただいたみ組の皆さんです。お子様も一緒に張り上げる過程を見守ります。
ある程度音が張り上がってきたところで音を確認していただきます。
納得する音になるまで音を徐々に上げていきます。
良い音に仕上がったらお客様自身にも叩いて音を確認していただきます。
お客様が音に納得したところで鋲で止めます。
片面の張り上げ完了。
そして、もう片面を張るその前に・・・
太鼓の胴の中に制作した日付を書きます。
両面を張ってしまえば次の張替えまで中を見ることはできません。
もう片面もこのまま張り上げ、完成。
ご満足いただけたようで、納品後に嬉しいお言葉もいただきました。
み組の皆さん。ご注文ありがとうございました。
立会いをご希望のお客様は新規の太鼓、もしくは革の張替えの注文の際に是非お伝えください。
2013年10月08日