弓木区二尺長胴太鼓両面張替え口上げカン交換
修理前の状態です。叩き込みで革が傷んでいます。
革を外す前に太鼓を確認したところ、角が凹んでいる場所が数か所ありました。
こういう場合、胴が損傷している”口落ち”状態の可能性があるので、お客様にこの時点で大まかな修理代を連絡します。
お客様の了解を得たのち、革を外して胴の状態を確認します。
修理の必要が無ければ必要なしの連絡をしますが、今回は、口上げの修理跡の木材が
ボロボロになってしまっていたので修理の必要があります。
傷んだ箇所を切り落とし、新しく木材をはめ込みます。
カンナをかけ、修繕が完了した様子です。
新しい革を張り上げ、塗装をしたら完成です。
今回取り換えた古いカンはお客様のご希望により返却しております。
納品した後日、お客様から今回の修理について良かったとご連絡をいただきました。
またお困りの際は弊社にどうぞご連絡ください。
ご依頼ありがとうございました!
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